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2016年11月5日、会津若松駅を発着するコースで会員交流イベント「SLばんえつ物語号ツアー」を実施しました。福島民報の紙面とみんぽう伝次郎クラブ公式サイトで参加を募り、抽選で選ばれた22名の会員が交流を深めました。
会津若松駅では 「~ よくこらったなし ~」 の看板で迎えていただきました。
会津若松駅長のお話。SLばんえつ物語号は今年、乗客が80万人を超えたそうです。
正野定見会津若松駅長
磐越西線の在来線に乗り、西会津町の野沢駅で下車。のどかな風景の広がる単線ホームでわくわくしながらSLを待ちます。やがて汽笛が聞こえてくると、皆一斉に歓声を上げました。
もうもうと煙を吐きながらやってくるC57。近付くにつれ、その迫力に圧倒されます。
記念写真を撮って......、
さあ、乗車! 錦秋の会津、SLの旅をゆっくり楽しんでくださいね。
阿賀野川、荻野漕艇場も見えます。
待ちに待った駅弁タイム! 「オコジョのたからばこ」 は、SLの車掌がプロデュースした人気商品だそうです。メニューは煮物、鮭の粕漬け、「C57」の焼き印入りの玉子焼き、もちぶたの肉団子、新潟の地鶏「越の鶏」の塩焼き、塩おにぎり、栗とくるみ入りの笹巻おこわ、大根みそ漬け、笹だんご。おいしかったです!
駅弁を味わう参加者の皆さん。初めて会った人同士でも和気あいあいとおしゃべりを楽しんでいました。
車内には郵便ポストがあり、ここから投函するとオリジナルの消印で郵送されます。
売店では飲み物や駅弁、お土産品などを販売しています。日本酒の飲み比べや、生ビールセットもあります。参加者の中には、家族のためにと 「オコジョのたからばこ」 をもう一つ購入した方もいました。お土産では、SLのチョロQや記念サボ(サイドボード)が人気とのこと。
車掌さんが席を回って、乗車手帳にスタンプを押してくれるサービスも。
この手帳を開けば、いつでも旅の思い出がよみがえりますね!
山都駅では10分ほど停車するので、写真撮影をするチャンスがあります。
車掌の帽子をかぶってパチリ。よくお似合いです!
ところでSLはどうやって動いているのでしょうか。
機関士の伊藤さん(右)と機関助士の市川さん(左)に聞きました。
蒸気機関車の運転は、機関助士が石炭をくべてボイラーで蒸気を作り、機関士がその蒸気で運転します。2人の息をぴったり合わせなくてはならないため、電車とは比べ物にならないくらい難しいそうです。
「だけどその分、とてもやりがいがあります」と伊藤さん。市川さんは「乗客の皆さんや沿線の方々が手を振ってくれるのがうれしいです」と話していました。「絶対に楽しんでいただけると自信を持っていますので、たくさんの人に乗りに来てほしい」と声をそろえる2人。運転だけではなく、気持ちも合っているんですね。
野沢駅を発車してから1時間17分後、会津若松駅に到着しました。
「楽しかった」
「初めて会った方とお話しができて良かった」
「駅弁もおいしかった」
「あっという間だった」
そんな感想が寄せられました。
ご参加ありがとうございました!!!
みんぽう伝次郎クラブでは、今後もさまざまなイベントを開きます。公式サイトや福島民報紙面でお知らせしますので、お楽しみに!